ビルメンを長くやっていると気づくことがある。
それは、独身者が多いこと。
現在、私が働いている現場では、6割ほどが独身者である。
だいたいどの現場に行っても独身者の割合は多いのが現実。
もちろん僕も独身なんだけれども、なぜビルメンに独身者が多いのか考えてみた。
そもそも女性が少ない・いない
ビルメンの現場では基本的に女性が少ない。
作業員として女性を入れている現場もあるが、かなり珍しいと思う。
ビルメンにおいて女性の基本的な仕事内容は受付対応である。
そのため、女性の人数は1名ないし2名程度。
そもそも受付もいなくて女性がいないという現場も珍しくない。
基本的に社内で出会いが訪れることはないでしょう。
昔、テナントの女性と合コンした強者もいたが、一つ間違えれば大事になりそうなのでお勧めはしない 笑
給料が少ない
個人的にはこれが一番の理由だと思う。
給料と結婚には相関があり、データ上でも給料が多い人ほど結婚率は上がる。
多くのビルメンの年収は300~400万程度。
1ヶ月の給料は、都内であれば交通費も入れて手取りで20~25万くらいの人が多いでしょう。
まあ、これに宿直手当や残業がある現場ならプラスアルファで20後半もらえるかなといったところ。
結婚をしたければ難関な資格を取得して大手のビルメン会社に転職するのも手
恋愛経験が少ない
ビルメンをしている人は基本的に保守的な人が多く、プライベートが充実している人は少ないと感じる。
これはもちろん自分自身にも言えることだ。
普段の雑談で女性の話になることは少なく、話の内容がギャンブルや人の悪口で占めていることが多い 汗
恋愛経験が少ないので、容姿を問わず受付の女性が異常にモテたりする。
女性の方、ビルメンの受付係してみませんか? モテますよ 笑
新しいことに挑戦する気概がない
ビルメンを仕事に選んだ理由の中に「楽だから」というものがある。
これは少数派の理由ではなく「多数派」の理由だ。
仕事をがんばっている人ほど嫌われたり煙たがられたりする。
多くのビルメンはトラブルを処理したくないのだ。
点検で見つけたトラブルでも見なかったことにする人も多くいる。
このような人達は、日々平穏で何もしないことがビルメンの長所と考える。
そのため、やる気のある人は数年働いて力を付けた段階で転職してしまうケースが多い。
バイタリティのない人ほど独身であると感じる。
おわりに
結婚を考えた場合にビルメンという仕事はお勧めできない。
とはいえビルメン業界はピンキリであるため、すべてのビルメンがダメだというわけではない。
ただ、給料がよくなるということはそれだけ責任も問われることになる。
これは自分自身の後悔でもあるのだが、「楽だから」という理由でビルメンに入るのはやめた方がいい。ぜったい
そんな気持ちで20代がビルメン業界に入った場合、明るい未来はこないと思う。
やはり若い時はあるていどの苦労は必要なのである。