ビルメンやりながら副業でスロット打ってたときの話

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ビルメンの仕事は楽なこともあり給料は安い。

都内で一人暮らしをしているとほとんど貯金ができないのが実情。

そのため、日払いのバイトなどをコソコソやっているビルメンも少なくない。

そんな僕も日払いのバイトや別現場の補助勤務などでお小遣いを稼いでいたこともある。

だけど、宿直明けの疲れた身体でバイトをするのが嫌でしばらくするとやめてしまった。

「なにか楽してお金を稼げる副業はないものか?」

そんなことを考えて行きついた副業がスロットだったのである。

今回はビルメンをやりながら副業でスロットを打っていた時の話をしたいと思う。

目次

スロットはもともと好きで打っていた

スロットは学生の時分からよく打ちに行っていた。

初めて打った台が「サラリーマン金太郎」だったのを覚えている。

とにかく出玉速度と爆発力が今のスロットと段違いであり、一度ATに突入すれば夢があるそんな時代であった。

しかし時代が4号機から5号機に移り変わり、規制が厳しくなると爆発力が著しく低下。

僕自身もスロットから距離を置くようになったきっかけでもある。

しばらくは健全な生活を送っていたが、5号機にART機能が搭載された2027という台が登場。

当時としては革新的なゲーム性で多くのスロッターを魅了した名機だったと思う。

僕もご多分に漏れず、この台のせいでスロット復帰してしまったのである 汗

スロットを副業にしようと思ったきっかけ

僕が副業としてスロットを打ち出したのが5号機末期の頃である。

当時、たまたま暇つぶしで買ったスロット雑誌(スロマガ)の人気企画「旅打ち」を読んで、天井狙いやゾーン狙いによる「期待値」という理論を知る。

これまでの僕は娯楽としてスロットを打っていたこともあり、店選びから台選びまでテキトーであった。

恥ずかしながら天井やゾーンの概念も分からずに打っていたこともあり、正に負けるべくして負けていたのである。

そして、雑誌やスロットブログ等で紹介されている「期待値」を参考に副業としてのスロットを開始。

スロットで勝つのは甘くはないと知った

始めてからしばらくは勝つことができず、かなり追い詰められていた。

そもそも当日においしいゲーム数で空いている台など皆無であったからだ。

それに加え、とにかく無駄打ちが多かった。

稼ぐためにスロットを打っているのに娯楽としてスロットを打ってしまっている。

天井狙いやゾーン狙いではボーナス終了後は即ヤメが原則。

これができないとスロットで勝つのは難しい。

このことから、しばらくは地域を広げてハイエナできそうな店探しに奔走した。

少しづつ勝てるようになってきた

ハイエナとして狙えそうな店を3,4件ピックアップして何日か通ってみるとクセが分かってきた。

  • 天井までどれくらいでリセットをかけるのか
  • イベント日にはリセットをかけるのか
  • 朝一は前日の閉店時と同じ出目になっているか(変更があった場合、リセットされているのか否か)
  • 朝一のライバルはどのくらいいるのか

上記のようなところが見えてくると立ち回りで有利になる。

僕が通っていた店は、客がほどほどで打ち手のレベルも低く、宵越しの天井狙いやゾーン狙いができてライバルが少ないという好条件。

スロットの勝ち方を覚えだすと娯楽で打っていた頃と一転して、スロットに対する向き合い方が淡白になってくる。

この気持ちがスロットで勝つために一番大切なことだと今でも思っている。

楽しむことを捨ててとにかく勝ちにこだわる。

ボーナス終了後は0ゲームヤメ(終了後、引き戻しのある機種は別)が当たり前で過度な期待はもたない。

とにかく期待値だけを追う機械的な作業でスロットを打ち続けていた。

ビルメンとスロットの兼業は相性抜群

今思うにビルメンとスロットは相性抜群であった。

ビルメンには宿直明けがあり、翌9時~10時になれば帰れる(現場によっては明け残もある)。

そのため、宿直明けを含めた場合の休日数は月の半分を超える(自分の現場の場合)。

当時はとにかくスロットで稼げるようになっていたため、明けと休みのすべてをスロットに捧げていた(暇人)。

休みの日に別のことをしているともったいなく感じる自分がいて、「この時間にスロットを打っていたらお金になっていただろうな」などと考える始末。

そのため、現在スロットで生計を立てていて限界を感じた人は本業でビルメンになって、兼業でスロットをすることを推奨する。

https://tatsucoro21.com/2334/

当時お世話になっていた機種たち

  • バジリスク絆
  • ミリオンゴッド~神々の凱旋
  • アナザーゴッドハーデス
  • サラリーマン番長
  • 魔法少女まどかマギカ
  • スーパービンゴ
  • 蒼天の拳
  • 北斗の拳 転生の章
  • モンスターハンター 月下雷鳴
  • 花の慶次~天に愛されし漢~
  • リング 呪いの7日間

上記の他に様々な機種にお世話になった。

特にミリオンゴッドは運がよかったのか、だいぶ上振れしてくれて相性のいい台だった。

あとは番長シリーズ。宵越しでかなり拾えたので数をこなした分、期待値通りに出てくれた。

副業としてスロットでいくら稼げたのか?

気になる収支を紹介したい。

だいたい月に15~17日は稼働していたと思う。

月のトータル稼働時間は150時間前後。

平均すると月15万円程スロットで稼いでいた。

スロット店までの通勤時間や打っていない待機時間も含めると時給800~900円程度だったと思う。

正直な話、バイトをした方が時給はいいでしょう。

まあ、自分の場合はプライベートな時間で稼ぐことができるスロットは精神的には楽だった(ただし、肉体的には結構シンドイ)。

【終焉】6号機時代に突入

スロットで稼げていた時期はわずか2年。

始めたのが遅かったこともあり、すぐに6号機時代に突入してしまったのだ。

天井狙いの恩恵がない機種も増えてきて、ハイエナできそうな台が撤去されはじめる日々。

前日のゲーム数に関係なくランダムリセットをかける店も増えてきた。

さらに前日の最終ゲーム数を表示するデータカウンターの登場により、宵越し狙いが極端に減った。

気づけば一日粘っても2,3台しか拾えない状況。

しばらくは設定狙いに切り替えた

天井狙いやゾーン狙いが厳しくなってきたことで、今度は設定狙いにシフトした。

基本的にジャグラーなどのノーマル機でイベントのみ稼働するといったもの。

トータルで負けることはなかったが、月に2、3万ていどしか勝てず時給にするととんでもなく割に合わなかった。

スロットをやめた

そんなことからスロットをきっぱりと止めてしまった。

いままでスロットを止めようと思っても止められなかった自分には嘘のような話。

スロットを止めるにはスロットで勝てるようになることが必要なんじゃないかなっと思う。

一回勝てるようになると娯楽で打つのがバカバカしく感じてくる。

しかしスロットを止めてみて気づいたことが一つある。

スロットを止めるとすることがないということ。

なるほど。スロットを止めるために一番大事なことは勝つことより他に趣味を見つけることのようだ。

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