ビルメンやるなら日勤現場の方がいいよって話

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ビルメンには日勤業務しかない現場と当直業務がある現場で分かれます。

私の経験上、多くの現場は当直があります。

出勤回数が少なくて休みの多い宿直業務をやりたいと思っているそこのあなた。

今回はビルメンやるなら、意外と日勤現場の方がいいよって話をさせてもらいます。

目次

そもそも宿直現場はおすすめできない

当直を長らくしていれば分かってきますが、夜勤は年齢を重ねる度に厳しくなってきます。

当直業務をしていると健康診断は年2回することになります。

健康診断を年2回するということは、それだけ身体に負担がかかる仕事だということです。

また、当直は「明け」を含めると月の半分ほどが休みになります。

しかし、明けの日はめちゃくちゃ眠くなります。

家に帰ってシャワーを浴びたらそのまま布団に入って寝てしまうなんてことはザラです。

私の場合、明けで家に帰ってそのまま寝ると5,6時間は起きないです。

それだけ疲れがたまっているのでしょう。

宿直業務をするということは、このサイクルを続けることになります。

身体の調子も悪くなります。

そのため、ビルメンになって宿直業務をやりたいと思っている人は、かなり不規則な生活になることを覚悟したほうがいいでしょう。

逆に日勤は不規則な生活になることはないため、当直業務に比べ体を壊す可能性は低くなります。

当直業務をやっている人間はよく「週5回も勤務したくない」なんて言いますが、逆に日勤業務しかやっていない人間は「当直はやりたくない」と言います。

私は両方の現場を経験していますが、間違いなく日勤業務の方がいいです。

日勤業務は仕事の面でも安心できる

18時以降は所長などの責任者がいなくなる時間帯です。

つまり当直者だけで何かトラブルが発生した場合、対処する必要があります。

現場の規模にもよりますが、それなりに大きな現場でも宿直者は3人程度です。

この3名でトラブル対応にあたります。

当直者の中には「当直リーダー」という責任者がいます。


当直リーダーといってもそれなりに長くビルメンをやっていれば、誰でもやることになるので、あまり知識がなくても任されてしまいます。

そのため、夜に何かあった場合に適正な対応ができないといった状況が発生してしまうこともあります。

そしてこれは長く宿直をしていれば間違いなく経験することになるでしょう。

大きな地震の発生や台風による漏水トラブル・火災発生など、夜勤帯に発生すると責任重大です。

トラブルが発生した際は、関係者への連絡や当直のサブメンバーへの対応指示など当直リーダーは割と責任重大な局面に陥ります。

私も過去に電気的なトラブルなどが深夜帯に発生した時は焦りました。

夜中に電気主任技術者に連絡してトラブルの状況を報告。

夜中に責任者に連絡するのは本当にシンドイ。

特に大したトラブルでもないのに連絡した場合などは気まずくなったりすることも・・・。

反面、日勤業務しかない現場ではそんな心配はありません。

大きなトラブルが発生しても責任者がいるので、いつでも報告できます。

安心を求めるなら断然、日勤現場がいいでしょう。

終わりに

当直を一回経験してしまうと週5回出勤する日勤は面倒くさく感じるかもしれません。

しかし、身体や仕事面などを総合して判断すると間違いなく日勤現場がいいです。

しかも日勤しかない現場の当たり現場率は高めです。

楽を求めてのビルメン転職はあまりおすすめしませんが、そんな現場をお探しの人は日勤現場の求人を出しているところを狙ってみるのもいいかもしれません。

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